▼特別警報が発表されたら、ただちに命を守る行動をとってください

「特別警報」とは、これまでの「警報」の発表基準をはるかにこえる、数十年に一度の重大な災害が起こる可能性が高まっている場合に発表されます。特別警報はすべての気象情報の中でも最大級の危険を呼び掛けるもので、2013年8月30日より運用が開始されました。

特別警報が発表された地域では、数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。周囲の状況や市町村から発表される避難情報などに留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。

▼気象等に関する特別警報の種類と発表基準

現象の種類基準
大雨 台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合
暴風数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合
高潮高潮になると予想される場合
波浪高波になると予想される場合
暴風雪数十年に一度の強度の台風と同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合
大雪数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合

▼特別警報が発表されたら

避難所のような安全な場所に移動するなど、ただちに命を守る行動をとってください。

ただ、周りの状況によっては、避難所などに無理に移動するよりも、その場所から動かない方が安全な場合もあります。 情報収集ができる場合はインターネットやラジオ、テレビなどを利用して最新の情報を入手し、 どのように行動したらよいか判断することが重要です。

▼そのほかの特別警報

気象に関する特別警報のほかに、津波、火山、地震(地震動)に関する特別警報があります。

現象の種類基準
津波高いところで3メートルを超える津波が予想される場合
大津波警報を特別警報に位置づける)
火山噴火居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が予想される場合
噴火警報(居住地域)*を特別警報に位置づける)
地震
(地震動)
震度6弱以上の大きさの地震動が予想される場合
緊急地震速報(震度6弱以上)を特別警報に位置づける)

(*)噴火警戒レベルを運用している火山では『噴火警戒レベル4、5』を、
        噴火警戒レベルを運用していない火山では『噴火警報(居住地域)』を特別警報に位置づけています。

過去の事例では、
【津波】  2011年東日本大震災(死者行方不明者18000人以上)
【火山噴火】1991年雲仙普賢岳(行方不明者43人)、
                  2000年三宅島(全島民避難)
【地震】  1995年阪神淡路大震災(死者行方不明者6437人)、
                  2007年新潟県中越沖地震(死者15人)

などが、それぞれ特別警報に相当します。

特別警報はこれらの災害に匹敵するような緊急時に発表されるものです。 日々の備えをしっかりと行って、災害発生時にも慌てずに安全に行動できるようにしておきましょう。